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前書き


「はじめに」の前に
身体操法は大変役に立つ技術でありながら、誰でも簡単に出来て、しかもお金がかかりません。ですが、その仕組みを理解した上で学習を進めなければ余り意味がありません。また、その仕組みも、全体がわかってしまえば、これほど面白いものもないのですが(保証します)、少々難解なのは事実です。とはいえ、例えばマージャンのように、あれだけ人を魅了するゲームも、それを楽しむためには、まず少々複雑なルールを覚えなければゲームに参加できません。そういう意味で、このブログはいわば身体操法のルールブックと言えます。とわいえ、「説明書苦手だな」という人もそんなにかたくなる必要はありません。

身体操法とは、簡単に言えば常識の壁を崩す能力を身につける方法です。ですので、身体操法は、学習を進める上でもいくつもの常識の壁と向き合い、それを壊し乗り越えていくことになります。ところで、人が持っている常識には良いものも悪いものもあります。もちろん、悪い常識を取り除きたいわけですが、どういうわけか人は時々、本当は悪い常識を良いものだと思い込んでいる時があります。

例えば、何かに成功し、何かを成し遂げた人が、その成功の過程をよく他人に語ろうとしますが、「オレはあんとき寝る間も惜しんで頑張ったからね」なんていったりします。言う方も自分がいかに苦労したかを人に知ってもらうのは悪くない気分ですし、意外に聞く方もそういう努力が実を結んだ話が好きだったりします。「疲れるくらいの努力に意義がある」という、経験則から誰しもが持っている堅い常識。アリとキリギリスではありませんが、遊び呆けてはいけないという道徳観とあいまって、多くの人がこういう美談を好みます。特に日本人は陰での努力が大好きです。ですが少し考えてみてください。成功した人は何故「寝食を忘れるほどに、そのことにワクワクして没頭した」事実について語ることが少ないのでしょうか。ひょっとしたら、初めは成功できるかどうかはそっちのけで、ただ楽しいから没頭した。没頭していて気づいたら成功していた。成功したら、突然、地位と名誉とお金が転がり込んできた。これではいいことづくめで、人に話すときに少しカッコ悪い。だから、苦しんで努力したという美談にすり替えたのかもしれません。ですので、苦労=成功という誰もが認める常識は、見方を変えると、成功を阻む障害とも考えられるわけです。身体操法で崩して行きたい常識というのもこういう類のものです。「精神的にも肉体的にも疲れるくらい頑張れば何かを得られるに違いない」という常識は、身体操法学習上の天敵です。楽に成功してもいいじゃない。回り道を強いる悪い常識は取り除いていかなければいけません。だから、ルールブックを読むのが苦手な方も「そういうことか!」と楽しく読み進めてもらえれば幸いです。

また、常識を覆していく上で一つ重要な思考法があります。この思考法はたびたび用いられますので今から把握しておくべきでしょう。これも簡単な内容です。たった今、成功に関する常識について書いたところですが、このように、成功という一つの事例を、全く異なる二つの角度から眺めることで常識はゆらぎました。重要な思考法とは、このように一つのことを二つの側面から観察し、それぞれの側面から見える性質の良い部分と悪い部分を分析整理することにほかなりません。つまり、常識を覆すといっても、一方を徹底的に否定するのが目的ではなく、両側面の悪い部分を抑えつつ、良いところは引き出したいという考えです。先ほどの例で言えば、成功するための「疲労」は取り除きたいけれど、成功するための「努力」は好ましいということです。言葉の本質を見抜いて、必要な部分を認識すればこう理解できます。

身体操法とは、体を動かすことです。もう少し詳しく言うなら、意識を用いて脳から体に運動の指令を発することです。つまり、身体操法を行う上で知っておきたいルールは、これら「意識」、「脳」、「身体」、「運動」の仕組みの中にあります。では、そこに潜む常識を覆すために、どうやって二つの側面から眺めるのかというと、ここで「進化」の要素を加味します。ヒトに限らず全ての動物は、「意識」、「脳」、「身体」をもって「運動」をするのですが、唯一ヒトだけが、他のすべての動物と異なる仕組みで運動を行います。ですので、「意識」、「脳」、「身体」、「運動」の二面性を考えるために、サルがヒトに変わる過程=進化を話の軸に据えて、進化前の特質及びその長所と短所、進化後の特質及びその長所と短所を比較分析していくことになります。

これからのブログの記事で書かれている内容は、二面性を捉えているだけに、各記事が全体的な話と複雑に絡みながら進んでいくことになります。順番に繰り返し何度も目を通されると、読むたびに新しいつながりの認識が進み理解も進むと思います。また、話しのつながりが見えないようで、実は遠巻きにつながった話をしていきますので、やはり、古い記事から順番に読むことをお勧めします。その方が理解しやすはずだろうからです。ただ、ブログは最新記事から読みやすいように設定されていますので、読者の方が便利なように、ブログタイトルに番号を振り、かつどのページからも順番に読み進められるように、工夫をしておきたいと思います。お付き合いよろしくお願いします。

1 前書き
2 はじめに
【分類】 意識 【概要】 基本モチーフの説明
3 凧と凧糸 意識の操作と運動 
【分類】 意識 【概要】 企みが悩みになる意識の性質
4 光のしぼり 意識の性質
【分類】 意識 【概要】 二つの意識のメリットとデメリット
5 天才とは
【概要】 天才の性質を説明し、かつ、身体操法は天才でない人が学ぶための方法と説明
6 人間の進化の本当の意味
【分類】 進化 【概要】 企てたヒト 立ち止まって、動くのを止めて考えることを選んだ
7 身体操法で目標とする動作
【分類】 動作 【概要】 意識しなければいけないのに、意識すると難しくなるという矛盾
8 身体操法における動作要領
【分類】 動作 【概要】 具体的な動作要領
9 今の時代における身体操法の意義
【分類】 文化 【概要】 意識と行動を密着させる感覚を取り戻す手段としての身体操法
10 情報の整理
【分類】文化 【概要】 普及しにくかった理由、時代を客観的に理解する
11 手作業の意味
【分類】 進化 【概要】 進化の流れから手作業の意味を解く
12 進化の反面
【分類】 進化 【概要】 ヒトの進化のデメリット
13 どうして健康になるのか
【分類】 健康 【概要】 身体操法と健康
14 究極のパズル
【分類】 パラダイム変換 【概要】 難しくて面白いパズルを例えにした説明
15 身体操法学習上の禁止事項
【分類】 練習容量 【概要】 具体的な練習方法に関して
16 AとBの性質の理解
【分類】 意識 【概要】  Bの性質の理解と活用法
17 師弟関係とは 身体操法の普遍性
【分類】 文化 【概要】 様々な分野での活用の可能性
18 パラダイム変換に関して
【分類】 パラダイム変換 【概要】 身体操法を通じて柔軟なパラダイム変換能力を身につける
19 姿勢と健康
【分類】 健康 【概要】 姿勢と健康





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