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ライフワーク


初めてこのブログにお立ち寄り頂いた方には、前書からご覧いただくことをお勧めします。

最近着々と自分のライフワークが定まりつつあり、経済的にはいつまでたってもゆとりができないものの、日々非常に幸せだと感じています。

実際に何をやっているのかというと具体的なお知らせは、10月中旬くらいにできるかなぁと思っています。二つあるのですが、
(欲張り...)どちらも根底に流れているポリシーは同じで、これがいい感じです。

きちんとライフワークとして打ち込めて、そして、胸を張って生きていける。妻がそういう生き方を支持してくれる。大変素敵なことです。

以下、いつものように理屈臭い話が続きます。
好きな人は読み進めてください。

思い起こせば18の頃、学校の予備面接にて何を勉強したいのかと聞かれ「精神と物質のバランスの取り方が未来を考えていく上で非常に重要なはずで、それに興味があります」と答えました。あれから17年、35歳になりましたが、自分は生活のモチベーションが基本的に全然変わっていないんだなとつくづく感じます。この17年は全然容易なことではなく、その頃の気持ちのまま、自分を少しは社会に適応できるよう進化させてきたことに、手前味噌ながらたいしたものだと褒めてやることにしています。また、そこからライフワークという話につながります。

精神と物質というと、随分概念的ですが、平たく言えば、①どこまで物欲が満たされるようになれば、人は満足するのか、②物欲が満たされれば本当に幸せだと感じるのか、③今のところ、物欲を満たすための消費経済構造が全ての理念に優先されて世の中は回転しているが、この理念がいつまで健康的に持続されるのか。というぐあいに誰にとっても極めて身近な問題です。

歳を取って、色々な人と出会う機会がありました。社会的地位の高い人、いわゆるお金持ちの人、そういう人が必ずしも家庭的に幸せであるか、幸せだと感じる人生を生きているかというと、実は余り関係ないことも実感として経験してきました。

ここで少し客観的に、どうして自分のようなお金のない人でも、ライフワークを得て生活できるのかという社会的背景(ここ十数年の変化)についての考察を書いておきます。

ちょっと話にひねりがありますので、そのひねり感を楽しんでもれえれば幸いです。

産業は、第一次、第二次産業の次にサービスの売り買いをする第三次産業が一番付加価値の高いものとして発達しきました。さらに情報社会の発達、グローバル化により、これまでの産業と次元を異にするコンテンツ産業が、今後の世界経済を牽引するという考え方が世界的に支持されています。コンテンツ産業といっても、アニメやキャラクターだけを指しているわけではありません。そんなものだけが世界経済を牽引するわけありませんから。

コンテンツ産業とは、これまでは整理と情報化すら難しかったようなディープスマート(数年或いは十数年の専門的な知識の蓄積など、非常に深い経験知を指す)を、移植させる技術を指しています。仕事でどんなに引継ぎ資料を残しても、結局は実践=OJTでなければ継承できない深い経験知というのが必ず存在するものです。具体例を挙げるならば、NASAで宇宙開発の初期から現在までのその成功と失敗の歴史を全てを見て仕事をしてきた世代が一斉に退職期を向かえ、その体と頭に蓄えられた経験知を短期間で若い世代に移植しよう、そういう技術や情報の価値が巨大な産業になる、という話です。NASA内部でそれに成功したならば、一部の教育技術とノウハウを、他国の宇宙開発部門に売ることができます。

NASAの話は一般人には大きすぎますが、個人的なレベルでは、仕事を持って10数年以上を経た時に、こういうコンテンツを自分で蓄積できるようであれば、新しい経済社会でも生きていけることを意味しています。

とすると、このコンテンツ産業における商品の価値は、年数を掛けて蓄積することに価値のある知識と技術であるほど高くなります。何でも合理化とスピード化が進められている世の中において、そんなに年数を掛けなければ取得できない経済的な知識とはなんでしょうか。実は、最近のビジネス書は、お金儲けの手段として、その一点に話が集中する傾向にあります。

ここからが「ひねり」の本題になります。

先に、一言でいってしまえば、科学は科学的思考の盲点に気付きはじめ、その盲点を踏まえて全体を包含する方法の模索を始めたところだ、ということです。

話を分かりやすくするためにたとえ話から始めます。
最近の高級車は、車自体に自立した事故防止センサーがいくつも備わっていると聞きます。これにより、ドライバーは運転中絶えず危険予知を行わなければいけないという意識的な煩雑さから解放されます。

ヨーロッパにおけるルネッサンス期以降急激に発達した科学は、いわば意識統制下における情報整理の学問といえます。誰もが意識できるものを学問の礎とする。神や精神など曖昧な要素を排除します。ところで、科学の合理性は凄まじい力をもっていて、多くの人に多大な恩恵を与えながら今日まで発達し続けています。

19世紀に入り、意識的に学問にはしにくかった、心理学や脳科学についても科学的学問として研究が始められました。

そして、20世紀に入り、意識できるものの追求だけでは、理想的な回答が得られない可能性が理解されるようになります。

20世紀末には、最後に戦後最大の影響力を持った経営学者であり、社会学者であるP.F.ドラッカー氏は次のように述べています。「人はようやく知識により知識を理解し、そしてそれを活用できるようになった。」

つまり、人は科学の力により、やがては万物を意識的に理解できるであろうと思っていたら、人間の脳は、科学の予想を何百倍も何千倍も上回って高性能であることが分かってきたのです。科学は現在に至るも脳機能の全貌を理解することができません。それどころか、ようやく数パーセント理解でできたかもしれないという程度なのです。パソコンでたとえるならば、とんでもない記憶量と情報処理速度を持っているものの、その巨大容量をうまく使いこなす科学的なソフトの開発が全く追いついていない状態だといえるわけです。

その意味が、ドラッカー氏の言葉から良く覗えます。

高級車には、事故防止用にドライバーの意識からは自立したセンサーがあるという話をしました。人の脳は、体全体の健康ケアをするためにもっと複雑なオートセンサー機能が備わっています。体全体の健康ケアには、精神機能を安定させるための情報処理と整理も含まれており、つまりは、人が健康的に思考を行うための巨大なバックアップ機能も果たしています。それらは全てオート、つまり意識から独立しています。例に挙げた高級車の安全センサーと人のセンサーには少々違いがあります。車のセンサーとドライバーの意識は同時に並行して働き、お互いに影響を受けませんが、人の安全センサー(無意識)と思考(意識)は、基本的には並行して働くのが苦手です。一回線上でスイッチを切り換えるように、どちらかが主戦力として働いている時は、一方が休止状態となります。白ヤギさんと黒ヤギさんの童話ではないですが、本来仲の良いお友達の二頭のヤギが、思わぬ仕組みにより意思の疎通ができなくなっています。科学とは、一方のヤギの性能だけを特化させる学問でした。誇張して言えば、科学は、20世紀末まではおおむね、人の脳のオートセンサーを無視する形で発達してきました。ところが、現在経済的に人が直面し始めている問題を理想的に解決するためには、白ヤギと黒ヤギの両方の存在と機能が共存する状態での最適化が必要と考えられ始めたわけです。

このことも、前述のドラッカー氏の一言に意味が凝縮されています。「人はようやく知識により知識を理解し、そしてそれを活用できるようになった。」

なんだ、科学はもっと深くて複雑な世界に入り込むっていうこと?とは、自分は理解していません。実は、人は科学的な知識を持つ前から、経験の蓄積と知識の伝承により、両方のヤギを活かす方法を知っていました。先ほど、現在は、高性能のコンピューターにソフト開発が追いついていない状態といいましたが、そういう意味では、科学万能でなかった古人の方が、いいソフトを持っていたのです。ドラッカー氏が言うような、そして多くの経済学者が言うようなコンテンツ商品が経済を牽引する時代が到来するならば、その手の研究は、古人が持っていたソフトの再発見を大きく促すことになるでしょう。そして、古人がそのソフトをもとに作り上げた生活環境と伝統文化がいかに優れていたのかも。自分はそういう価値の再発見は、人の生活に精神的な深みとゆとりと落ち着きを取り戻す契機になると確信しています。

と、随分長くなりましたが、自分がライフワークとして続けていくことは、この知識による知識の理解、あるいは、コンテンツ産業に今後深く関わって行く分野のことです。これは、やりがいがあります。

1 前書き
2 はじめに
【分類】 意識
【概要】 基本モチーフの説明
3 凧と凧糸 意識の操作と運動 
【分類】 意識
【概要】 企みが悩みになる意識の性質
4 光のしぼり 意識の性質
【分類】 意識
【概要】 二つの意識のメリットとデメリット
5 天才とは
【概要】 天才の性質を説明し、かつ、身体操法は天才でない人が学ぶための方法と説明
6 人間の進化の本当の意味
【分類】 進化
【概要】 企てたヒト 立ち止まって、動くのを止めて考えることを選んだ
7 身体操法で目標とする動作
【分類】 動作
【概要】 意識しなければいけないのに、意識すると難しくなるという矛盾
8 身体操法における動作要領
【分類】 動作
【概要】 具体的な動作要領
9 今の時代における身体操法の意義
【分類】 文化
【概要】 意識と行動を密着させる感覚を取り戻す手段としての身体操法
10 情報の整理
【分類】文化 
【概要】 普及しにくかった理由、時代を客観的に理解する
11 手作業の意味
【分類】 進化
【概要】 進化の流れから手作業の意味を解く
12 進化の反面
【分類】 進化
【概要】 ヒトの進化のデメリット
13 どうして健康になるのか
【分類】 健康
【概要】 身体操法と健康
14 究極のパズル
【分類】 パラダイム変換
【概要】 難しくて面白いパズルを例えにした説明
15 身体操法学習上の禁止事項
【分類】 練習容量
【概要】 具体的な練習方法に関して
16 AとBの性質の理解
【分類】 意識
【概要】  Bの性質の理解と活用法
17 師弟関係とは 身体操法の普遍性
【分類】 文化
【概要】 様々な分野での活用の可能性
18 パラダイム変換に関して
【分類】 パラダイム変換
【概要】 身体操法を通じて柔軟なパラダイム変換能力を身につける
19 姿勢と健康
【分類】 健康
【概要】 姿勢と健康



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