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指月  ~その1~

ブルース・リー映画の余りにも有名なシーンより



日本では関根勤氏の功績も大きいと思うが、
このシーンがブルース・リーの代名詞のようにもなっているということは、
リー氏にとっても本望ではないか。

ファン以外には余り知られていないが、
リー氏はアメリカのワシントン州立大学の中国哲学科を卒業している。
リー氏にとって、中国武術は自身の信じる哲学を直接表現する手段だった。

映画「燃えよドラゴン」のワンシーンにこれを加えたのは、
中国語での仏教用語である「指月」を熟知していたからに他ならないだろう。

つきをさせばゆびをみとむ【月を指せば指を認む】

〔楞厳経〕
月を指さして教えると,月を見ないで指を見る。道理を説明しても,文字や言語に捉(とら)われて本旨を理解しないことのたとえ。

手段を目的と取り違えると、
偉大な結果にはたどり着けないということを大変うまく表現している。
宇宙に浮かぶ月明かりを本当の目標とする比喩が絶妙。

月を見ずに、指先の方向に忠実であるほど、
本当の答えから遠ざかる。

教育の矛盾や、難しさを端的にあらわしている。

伝える側も、学ぶ側も、土俵はお互いが共通に認識できる
デスクトップ(作業台)しかない。残念ながらその土俵には、
指(ゆび)しか示せない。伝えたい側はその作業台の宙に月が見えている。

月明かりって何でしょうか?

デスクトップは、全体の一部でしかないことを伝えるのが、
八卦掌教室での仕事だと思っています。
賢い身体は貴方が安心してデスクトップで仕事ができるように、
意識の表舞台の裏方として大変な働きをしています。

福岡八卦掌教室 指導員/大和晋(やまと しん)
HP http://baguazhang.web.fc2.com/
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