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二つの渦巻き

八卦掌の師、信立天先生が
「ダンスのターンと八卦掌の歩法に同じものがある」
と仰ったことがあった。テレビで見たとのこと。

一度動き出した身体に
極力ブレーキを掛けずに曲がろうとすると、
ダンスも同じ結論にたどり着くのだろう。

・・・・・・・・

先日の稽古中、一人の生徒さんが、
小さい円軌道を歩く時に、
気が上に持ち上がる(浮き上がる)ような
感覚になると話された。

走圏は気を下方に沈める練気法なので、
浮き上がるように感じられるのは良くないが、
身体がそういう感覚を得るというのは
決して悪いことではない。
感じることが出来れば、それを頼りに
修正していく糸口となる。

武術で培う能力の多くは、
完全にアナログの世界で修得するもので、
今までに体験したことのない力の感覚を
自分で積み上げて調整できるようにしていく作業だから、
身体の感覚を鋭敏にするのは大切だ。

味覚が敏感であれば、
美味しい料理が作れるようになるのと似ている。
武術学習は、めずらしい食材の絶妙なうまさを
それを食べたことのない人に
言葉ではうまく伝えられないようなところがある。

・・・・・・・・

信先生は、
先のダンスのターンの話の続きとして、
「同じ脚使いでもダンスと八卦掌には違いがある。」
と仰られた。
ダンスは出来るだけ軽くターンすることで、
高く軽やかに何回転もターンし続けられるようにするが、
八卦掌は下方に抑える力が働くように回転する。

渦巻きは、形状が瓜二つでも
開く渦と、閉じる渦がある。
開く渦は上方に浮き上がろうとし、
閉じる渦は地面にドリルで穴を穿つように働く。

八卦掌は技を掛けるためのターンなので
後者の働きを得るように訓練する。

福岡八卦掌教室 指導員/大和晋(やまと しん)
http://dahejin.blog68.fc2.com/
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