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外部温度と内部温度

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今年は12月に入っても、冷水シャワーを続けている。

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北京では、元気なご老人たちが、
池の分厚い氷を割って真冬に泳いでいた。
あれは色々な意味で未だに意味が理解できない。

北欧では、サウナの合間に雪の上に寝転んだり、
やはり湖の氷を割って氷水に浸かったりする。

想像にすぎないが、ひょっとすると身体の表面を覆う血管の血流が、
身体の内側の血液と余り対流しないように調整する機能が
備わっているのかもしれない。
心臓は一つで、全ての血液はそこを通過して循環しているのだから、
全身の体温は基本的に均一であるとずっと考えていたが、
そうではないらしい。人の体はもっと複雑で、優秀に出来ている。

以前に書いたブログ「冷たい手」でも身体の不思議について書いている。

私の母は熱がりで汗かきだ。だから真夏は当然薄着を好む。
ところが、中国医学の先生に診てもらったら、
身体が冷えているので暑くとも長袖を着るようにいわれた。
北京は完全な大陸性気候で冬も寒いが、夏は長くて暑い。
35度を優に超えるような日が続く。
母はわけがわからず「いえいえ、暑くて暑くてたくさん汗をかくのです。
身体が冷えているわけがありません。」と食い下がったが、
身体の内側が冷えて体調が崩れていると指摘された。

北海にもたえず暖流が流れ込むように、あるいは逆に、
寒流が赤道直下にも流れるように、
同じ地球上でも海には地上とは異なる熱の対流が存在する。
そのたとえは大げさに過ぎるかもしれないが、
いずれにせよ人は体が冷えていても汗をかくのだ。

身体の外側が熱く、体内が冷えている。
夏バテの原因は暑すぎることにあると勘違いするから、
さらにクーラーをかけたり、冷たいものを飲食する。
余計に身体の内部が冷えるという悪循環に陥る。

・・・・・・・・

北京での八卦掌の稽古はいつも屋外だった。
冬の気温は零下となる。
当然それなりに防寒対策をして身体を動かすが、
逆に汗が結構出ることもある。

稽古も半ばにさしかかり、身体は完全に暖まり、
かなり汗も出てきたため上着を脱ごうとすると、
信先生に止められた。

"冷風が矢のように身体を貫く。
今、上着を脱げはたちまち体調をこじらせるから、
多少熱くとも着たままでいなさい。"

身体を動かし、血行もいい状態で、
防寒着の下で全身の汗孔も開ききっている。
だから身体に一気に寒さが入り込んでしまうという意味だ。

服を脱ぐのであれば、身体の暖まり具合に応じ
もう少しまめに調整しなさい、
それならば身体の調整もおいつくという説明が続く。

熱くなるまで我慢して、急に身体を冷やしてはいけない。
先生の話はいつも理論整然としていた。

・・・・・・・・

寒い季節を迎えての冷水シャワーは、
実は今年3年目でようやく成功した。
福岡でも朝は外気が0度まで下がっているので水はかなり冷たい。

成功してみて気付いた感覚がある。
どうやら身体が締まり、後から身体が温かくなる。
冷水を浴びると一気に汗孔が締まるようだ。
そうすると身体の内部の熱がそれ以上逃げにくくなる。
それで、風呂のあがりぎわに行うと、
風呂を出てからも身体のほかほかがとても長く続くようだ。
身体は使いようによって本当に不思議な反応を示してくれる。
意外な湯冷め対策法である。

※小学校のプールの消毒槽のぞくっとする寒さで分かるとおり、
真水は夏でも結構冷たくて身体が驚きます。
冷水にチャレンジされたい方は、来年の夏から初めて
少しずつ身体を慣らしていくことをお薦めします。

福岡八卦掌教室 指導員/大和晋(やまと しん)
HP http://baguazhang.web.fc2.com/
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