スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

身体を通じた共感作業

00000.jpg

今日は同年代の男性が北九州市から体験講習を受けにいらした。八卦掌の基本功である走圏を中心に、“立身中正”と“虚実分明”の実用をお伝えした。
非常に蒸し暑い中、黙々と熱心に稽古に打ち込まれていた。中国武術は、そこから学び取れるものが多いので、体験でお越し頂く方のニーズもまちまちである。そのためお迎えする側としては、ニーズに合ったものをお伝えできているか都度気になるのであるが、練習後に深々とお辞儀され、
「大変感動しました。」
との一言を頂きました。今日の一回だけで多くの気付きを得られたとのこと。技術を伝える者としてこんなに嬉しい瞬間はない。自分で長年かけて培った技術を活かして、他の誰かに感動して頂けることが一生のうちで何回あるだろうか。

某太極拳を5年学ばれたが、覚えた套路の数は増えたものの、動作の模倣がメインで套路の実用を教えない先生だったとのこと。その後、実戦的な打撃を学ぶべくテコンドーを習われて4年。打撃の際の身体の使い方のコツが少し分かってきたので、また総合格闘術としての中国武術の学習を再開しようと思い、以前の先生に連絡を取ろうとしたら、既に中国に帰国されていたそうである。また就いて学びたいと思われるような良い先生だったのでしょう。

私からはこうお答えした。
「以前学ばれた太極拳の套路も宝ですから、今日八卦掌を通じて得たものを太極拳にも活かしてみてください。」
そもそも、“立身中正”と“虚実分明”は、どの中国武術にも共通して(あるいは、あらゆる格闘術に共通して)重要な要素だ。それに八卦掌を通じて学ぶものは、他の武術とケンカしない。そもそも、八卦掌の創始者である董海川の弟子は形意拳、太極拳、羅漢拳などの免許皆伝を持つ達人だった。董海川の噂を聞きつけて腕比べを挑み、八卦掌の良さを知り拝師した。董海川は弟子たちに以前に学んだ武術を大切にし、そこに八卦掌で新たに学んだ技術を加えるように指導したと言われる。そのため、二代伝人以降の八卦掌はそれぞれ風格が大きく異なる。

福岡八卦掌教室 指導員/大和晋(やまと しん)
HP http://baguazhang.web.fc2.com/
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。